爆発事故を隠す
信越化学・武生工場


信越化学・武生工場

  

 四月二十日、新潟上越市にある信越化学直江津工場で三月、爆発が起き十七人が重軽傷を負った事故で、信越化学は十九日、静電気が原因で最初の爆発が起き、舞いあがったメタルセルロースの粉塵に引火して大爆発が起きた可能性が高いとする事故原因究明委員会の中間報告を発表した。信越化学では事故後、委員会を設置し、作業員の話や機器の運転データなどから原因を調べていた
 
 三月に起きた新潟県上越市での爆発事故の原因、中間報告をした四月十九日、信越化学福井県武生工場で、爆発事故があったことが投書で発覚した。
 爆発事故があったのはMB3課で怪我人が無かったのを幸いとして、信越化学は箝口令(かんこうれい)を引き事故のもみ消しをはかった。
 この事実を確かめるべき南越消防組合消防本部に訪ねると、報告は受けていないとの返答であった。後日、消防組合が調査したところ爆発の事実が判明した。事実が判明したのであれば、それに対しての指導をどうしたのか、南越消防組合の青木次長に聞くと、記者に対して「おてやわらかに」と言った。何に対しておてやわらかにか?意味がわからない。大小に関わらず事故があった時は各機関に報告するのが義務である。いかに市民を馬鹿にしているかが伺い知れる。
 また、従業員が火傷した事故、指を切断した事故に対しても労働規準監督署に報告が遅れた事実もあり、信越化学は全ての事に対して秘密主義を取る体質の会社と言える。その体質を改善していくのが労働組合の責任ではないか。
しかし、労働組合にしても決して労働者の味方ではなく、会社側の御用組合と言っても多言ではない。
信越化学の取った行為は、今日、問題となっている電力会社の隠蔽問題となんの変わりはない。
 労働規準監督署にしてもパトロールをしていないのではないか?「安全は無理なく無駄なく手落ちなく朝の点検帰りの整頓」館内の指導を徹底し、労働災害の撲滅、安全は全てに優先する事を徹底すべきである。
 信越武生工場は、右にJR(北陸線)・左に地鉄が走っている。もし大爆発が起きた時は大惨事が予想される。信越化学は一部上場の企業だが、中身は下請け業者の集まりで、責任感覚が乏しいのではないか。
社員食堂の例を見ると、やはり下請けで(エームサービス)本店(金沢市)だがあまりにも人身差別が激しい。風邪で休暇を取ると(ノロウィルス)にかかったとの理由を付け解雇した。本人は診断書を提出し事実と違う事を説明したが取り上げてもらえぬために、信越化学子会社から選出している越前市議会・佐々木富基氏に相談したが何の相談にものってくれない始末、労働者が革新離れする理由がはっきりした。
 革新・市議会議員でさえこれでは、参議員の選挙は戦う前に与党の勝利と言える。
 化学とは物質の組成・性質・反応など専門分野職員教育が徹底しているのか心もたない。

 事ある度に下請け業者に責任を押しつける信越化学に対して、行政の長である奈良市長も安心・安全を考え市民の安全を第一に考えてもらいたいものだ。
 家久町で起きている地下水汚染問題、土壌汚染と次ぎから次ぎと起きる問題、越前市は美しい日本造りに非協力的と言われても仕方ないのではないか。 奈良市長殿。


2007 /05/22記