犯罪のない明るい社会を
犯罪防止のため青色防犯灯を設置する場所が全国的に増えている。「ブルーチップ作戦」とあって多くの自冶体、町会などに拡大し、全国的に防犯効果と県民の防犯意識の高まりに繋がることを期待したい。
パトカーや救急車の赤色回転灯を見れば、「事故か事件か」などと、どうしても不安が先立つものだ。
だが、時折見かける青色回転灯の車に関しては、さほど緊張感を覚えない。
経験側と言うものだろうが、青色に関する「効果」には思わず「なるほど」と納得する。
青色防犯灯はニ〇〇〇年にイギリス北部スコットランドの都市グラスゴーで、景観改善のため街路灯をオレンジ色から青色に変えたところ犯罪発生件数が減少し、その副次が世界的に注目された。国内では奈良県警が青色の色彩効果に注目し、〇五年に初めて導入している。
奈良県警がその取組を紹介した資料には、青色には人の副交感神経に作用して落ち着かせる鎮静効果、心理的に人を冷静にさせる傾向があるのだと言う。
また、夜間は赤色に比べ、青色は明るく浮き出して遠目が利き見通しが良く、犯罪者に「人目を避けたい」という心理が働く事から、犯罪防止効果が期待できると言う専門家の意見や資料提供を受けたのだと言う。
確かに青色は冷たいというイメージがあり、それが興奮を抑える効果などに繋がるのだろう。
犯罪防止効果に関してはまだ十分な実証がされているとは言い難いが、これを防犯灯などに採用し、効果を検証していくと言うのは意義ある取組だ。
「青色は安全・安心の色」であることを県民一人一人が強く意識し、犯罪のない社会にしていきたいものだ。
2007 /05/10記